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ⓒ 中央日報/Joins.com 2010.10.04 16:52:10
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今年の自動車リコール、過去5年間で最多
自動車産業と関連し「今年の言葉」として有力視されているものがある。
「リコール(Recall)」だ。
世界自動車業界1位の日本トヨタ自動車は年初から膨らんだ大量リコール事態で、数十年間築いてきた品質神話に亀裂が生じた。
現代(ヒョンデ)自動車も先月26日、米アラバマ工場で生産した新型「ソナタ(YF)」13万9500台をリコールした。
国内では依然としてリコールに対して否定的な認識がある。
しかしリコールは企業が事故を事前に防ぐために消費者にサービスを提供することだ。
このため品質不良とは区別すべきだという主張もある。
交通安全公団自動車性能研究所のシン・ジェスン部長は
「すでに国内自動車業界でも、政府から強制リコール命令を受ける前に自発的にリコールをするほうがよいという認識が広がっている」
とし
「国内消費者の間でも最近リコールを肯定的に考える人が増えている」
と述べた。
◇:今年のリコール、過去5年で最多=国内でのリコールは92年の自動車管理法改正で制度化された。
自動車性能研究所の集計によると、92年から今年8月までの国産車と輸入車のリコール対象車両は962車種、計627万9776台。
今年1-8月の国内車と輸入車のリコール対象車は52車種・22万70台だった。
台数で見ると、すでに昨年の15万8824台を超えており、過去5年間で最高となった。
1万台以上をリコールした車種だけでも6車種。
このうち7月にリコールが実施されたルノー三星(サムスン)「ニューSM3」が5万9410台で最も多い。
4月にリコールしたレクサスES350は1万1232台。
リコールの理由はさまざまだ。 エンジンと燃料系統の問題でリコールした車種が16車種で最も多い。
「ニューSM3」は燃料タンク内の蒸発ガスを排出するバルブが完全に閉まらずリコールした。
燃料がエンジンに誤って入ってエンジンが振動し、ひどい場合はエンジンが止まることもあるからだ。
6月にリコールを実施した起亜(キア)「モーニング」(2万777台)も燃料注油口のパイプが冬にまかれた塩化カルシウムと反応して亀裂が発生するケースだ。
◇:消費者は不満も=国内で最近リコールと関連して最も頭を悩ませているのは現代車グループとルノー三星車だ。
現代車の場合、国内消費者と海外消費者の間の公平性問題が提起される。
先月米国でリコールしたYFソナタと同じ部品を使用した内需用の車に対してはリコールしていない。
ソナタ同好会は
「内需用ソナタのステアリングも問題がないか点検すべきだ」
と指摘したが、現代車は
「部品の欠陥ではなくアラバマ工場の組立過程のミスである可能性が高く、国内で生産したソナタにはいかなる問題もない」
と釈明した。
ルノー三星の場合、部品供給が円滑でなく、問題が生じている。
ルノー三星は7月、ニューSM3のリコールを実施したが、部品センター統合問題と休暇シーズンが重なり、消費者の不満が高まっている状況だ。
ルノー三星の関係者は
「リコール部品について優先的に供給している」
とし
「今月中に部品供給問題は解決される見込み」
と述べた。
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