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『
サーチナニュース 2010/09/29(水) 09:44
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0929&f=business_0929_042.shtml
「中国の反日感情、ヒュンダイ自動車に好機」、シェア拡大の見通し=韓国
尖閣諸島(中国名:釣魚島)沖で発生した衝突事件で、日中関係に依然と対立が続いていることは、韓国の輸出産業には有利に働くとの見方が韓国で浮上した。
複数の韓国メディアが韓国投資証券の分析結果をもとに、「日本の企業と競争している現代(ヒュンダイ)自動車には好機だ」と伝えている。
尖閣諸島をめぐる対立激化による中国内の反日感情の高まりは、中国に進出している日本の自動車メーカーの販売にも否定的な影響を与えると主張し、日本の自動車メーカーと競争している現代自動車には肯定的に働くと主張、
「中国の反日感情の最大の受益者は現代自動車になる」
と指摘する。
日本の自動車メーカーは積極的な投資と高いブランドの認知度でシェアを伸ばしてきた。
しかし、トヨタとホンダの相次ぐリコール騒動に加え、労使の紛争などで中国における日本の自動車メーカーのシェアが下落。
韓国メディアは「このような傾向は領有権紛争でさらに加速化する」との見方を示し、シェアの拡大を前向きだ。
さらに、尖閣諸島をめぐる対立は簡単に静まらないとみて、現代自動車を含む造船・鉄鋼・電気電子・石油化学・機械など、中国で日韓の競合度が高い産業で韓国が有利になると分析する。
また、中国政府が安全問題を理由に日本への旅行を自制するように呼び掛けていることから、韓国を訪れる中国人観光客が増加するとの見方を示した。
』
『
サーチナニュース 2010/09/29(水) 08:16
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0929&f=national_0929_026.shtml
中国人消費者、韓国の自動車は好き?ヒュンダイは欲しい?
ステアリングに欠陥があるとして、韓国の現代(ヒュンダイ)自動車は米国で製造・販売されたソナタ約14万台をリコールすると発表した。
米国の消費者からステアリングの不具合に関する苦情を受理した米道路交通安全局(NHTSA)が、8月から関連調査を行った結果、一部の車両でステアリング装置に不具合が見つかったという。
これに対し、韓国メディアは、
「米の現代たたきが本格化した」
と懸念を示している。
世界一の自動車市場である中国において、現代自動車は現地の北京汽車とともに北京現代汽車を展開しているが、中国人消費者は現代自動車についてどのようなイメージをもっているのだろう。
サーチナ総合研究所(上海サーチナ)が中国人を対象に、
「韓国の自動車は好きか?」
との調査を行ったところ、23.31%が「好きだ」と回答した一方、「嫌いだ」、もしくは「興味がない」と回答したのは76.69%に達した。
また、米国でステアリングに不具合が見つかり、リコールとなったソナタについて、調査対象者の21.91%が「購入したい」と回答。
40.84%が「購入したくない」とした一方で、37.25%が「分からない」と回答した。
』
[home]
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2010年9月29日水曜日
【社説】現代自、トヨタの二の舞いにならないために
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『
記事入力 : 2010/09/28 08:45:17
http://www.chosunonline.com/news/20100928000014
【社説】現代自、トヨタの二の舞いにならないために
現代自動車が米アラバマ工場で生産した新型「ソナタ」14万台のリコールを発表した。
ハンドル装置に不具合があるとの届けが米運輸省道路交通安全局に2件あり、同局が現代自の米国販売モデル全車種を調査することになったための措置だ。
現代自は「米国工場での組み立て過程で、ハンドルのボルトが適切に取り付けられていなかったため」と説明した。
部品の構造的な欠陥ではなく、単純な組み立てミスによる問題とのことだ。
現代自の説明通りなら、今回のリコールは米国市場での販売の大きな打撃にはならないだろう。
まだハンドルの問題による事故やけが人の報告はないため、リコール問題の波紋が広がることはないとみられる。
しかし今回の問題を契機に、品質管理システムをチェックする必要がある。
韓国でも昨年2月、新型「ソナタ」のドアが完全に閉まらないという不具合が見つかり、4万 6000台がリコールの対象となった。
短期間で販売が急増し、品質管理能力の限界があらわになったとの指摘も出ているという。
現代自の米国市場でのシェアは、世界最大手トヨタの大規模リコール問題で、8月までの20カ月間伸び続けた。
現代・起亜自の世界市場でのシェアは9.3%と、過去最高水準だ。
自動車部品サプライヤーは現代・起亜自の海外販売急増により、休日返上で工場をフル稼働しているが、注文量に追い付かない状況だという。
納期に合わせるために無理をすると、品質管理に問題が発生する可能性も高まる。
トヨタが大規模リコールで苦境に陥ったのも、2000年以降、海外生産能力を高める過程で品質管理がずさんになったからだ。
現代自が現在のように「拡張戦略」を推し進めれば、トヨタの二の舞いになる恐れがある。
海外市場の攻略を通じて世界自動車業界のメジャー会社に躍進するのも重要だが、これを支える品質管理システムを備えるためのスピード調整を検討する時期が来ているといえる。
』
[home]
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『
記事入力 : 2010/09/28 08:45:17
http://www.chosunonline.com/news/20100928000014
【社説】現代自、トヨタの二の舞いにならないために
現代自動車が米アラバマ工場で生産した新型「ソナタ」14万台のリコールを発表した。
ハンドル装置に不具合があるとの届けが米運輸省道路交通安全局に2件あり、同局が現代自の米国販売モデル全車種を調査することになったための措置だ。
現代自は「米国工場での組み立て過程で、ハンドルのボルトが適切に取り付けられていなかったため」と説明した。
部品の構造的な欠陥ではなく、単純な組み立てミスによる問題とのことだ。
現代自の説明通りなら、今回のリコールは米国市場での販売の大きな打撃にはならないだろう。
まだハンドルの問題による事故やけが人の報告はないため、リコール問題の波紋が広がることはないとみられる。
しかし今回の問題を契機に、品質管理システムをチェックする必要がある。
韓国でも昨年2月、新型「ソナタ」のドアが完全に閉まらないという不具合が見つかり、4万 6000台がリコールの対象となった。
短期間で販売が急増し、品質管理能力の限界があらわになったとの指摘も出ているという。
現代自の米国市場でのシェアは、世界最大手トヨタの大規模リコール問題で、8月までの20カ月間伸び続けた。
現代・起亜自の世界市場でのシェアは9.3%と、過去最高水準だ。
自動車部品サプライヤーは現代・起亜自の海外販売急増により、休日返上で工場をフル稼働しているが、注文量に追い付かない状況だという。
納期に合わせるために無理をすると、品質管理に問題が発生する可能性も高まる。
トヨタが大規模リコールで苦境に陥ったのも、2000年以降、海外生産能力を高める過程で品質管理がずさんになったからだ。
現代自が現在のように「拡張戦略」を推し進めれば、トヨタの二の舞いになる恐れがある。
海外市場の攻略を通じて世界自動車業界のメジャー会社に躍進するのも重要だが、これを支える品質管理システムを備えるためのスピード調整を検討する時期が来ているといえる。
』
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2010年9月28日火曜日
中央日報から:東亜日報から:IBTimesから
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『
ⓒ 中央日報/Joins.com から 2010.09.28 08:19:53
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=133344&servcode=300
現代車「ソナタ」 なぜ韓国ではリコールしない?
現代(ヒョンデ)自動車が米国で生産した2011年型YFソナタのステアリング問題で大規模リコールを決めたが、同じ部品を使用した国内車はリコールせず、消費者が疑問を抱いている。
現代車は昨年12月11日から今年9月10日までアラバマ工場で生産した「ソナタ」13万9500台全量をリコールした。
理由はステアリングホイール(ハンドル)とステアリングシャフトが切断され、方向が調整されないという問題が見つかったからだ。
問題になった部品は現代モービス浦升(ポスン)工場(京畿道平沢所在)で生産し、アラバマ工場に輸送されたものだ。
今回の米国リコール車と同じ現代モービス浦升工場のステアリングを搭載した国内車は、今年6月から生産・販売された2011年型ソナタ2.0(約1万6300台)と昨年11月から生産したソナタ2.4GDI(約3000台)。起亜(キア)車「K5」も同じステアリングを使用している。
これについて現代車の関係者は「部品の欠陥ではなくアラバマ工場の組み立て過程で問題があったようだ」とし「国内牙山(アサン)工場で生産したソナタにはいかなる問題もない」と釈明した。
しかし今回のリコールは一部の車ではなく、一定期間内に生産された車全量が対象であるため、現代車の釈明は納得しがたいという指摘が出ている。
ソナタ同好会と関連専門家によると、長期間(9カ月)生産したすべての車両をリコールしたのは単なる組み立ての問題ではなく、部品または設計の欠陥である可能性も排除できないということだ。
しかし現代車と政府は国内車に対する調査やリコールについて議論していない。
ソナタ同好会のある関係者は「国内のソナタのステアリングも問題がないか点検するべきだ」と指摘した。
米高速道路交通安全局(NHTSA)側は先月、消費者から2件の苦情を受け、ソナタのステアリングについて予備調査をしていた。
』
『
ⓒ 中央日報/Joins.com から 2010.09.28 12:47:45
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=133359&servcode=100§code=110
【社説】現代車のリコール、品質経営を固める契機にすべき
現代(ヒョンデ)自動車が先日、米国で生産・販売中の新型ソナタ13万9500台をリコールすると発表したのは幸いだ。
欠陥が見つかれば直ちに過ちを認めて是正することが、リコール危機を突破する最善の経営だ。
また今回のリコールはステアリングの問題だ。
ステアリングホイール(ハンドル)とステアリングシャフトが遮断され、方向調整がうまくできないという不具合だ。
大事故につながるおそれがあるという点で、現代車の速かなリコールは望ましい。
にもかかわらず、現代車と韓国自動車産業の未来と関連して、いくつか注意すべき点がある。
まず今回のリコールが新型ソナタですでに2度目という点が懸念される。
年末から市販されたこの車は2月、ドアロックの不具合で約4万台をリコールした前例がある。
さらに現代車グループの他の車種に対するリコールも今年に入って大きく増えた。
系列会社の起亜(キア)車「モーニング」「ソウル」などでは燃料注油口のパイプ亀裂、配線溶接不良などの問題が発生した。
現代車グループは今、世界の自動車メーカーの中で最も好調だ。
グローバル金融危機後に販売台数が増加した唯一の企業だ。
今年は販売目標540万台を超過達成すると予想され、来年の販売目標も650万台から700万台以上に増やした。
しかしこうした急速な成長が最近の相次ぐリコールと関係があるのではないかと懸念される。
トヨタの前轍を踏んでいないだろうかという心配からだ。
トヨタに問題が生じたのは、生産能力を大きく増やす中、品質経営と現場管理がそれに追いつかなかったためだ。
現代車のリコールもこうした理由なら、再来年700万台生産体制が整えば、さらに大きな問題が発生する可能性もある。
今からでも700万台、それ以上の生産体制に適切な品質管理システムを整える必要がある。
不足している部分があれば、急いで点検・補完しなければならない。
もう一つ留意する点は国内で販売された新型ソナタにも同じ問題がないか徹底的に調べることだ。
リコール発表後、国内の消費者からも不安の声が出ているからだ。
』
『
東亜日報 SEPTEMBER 28, 2010 08:09
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2010092872158
[社説]現代車リコール、「低落したトヨタ」を反面教師にすべきだ
現代(ヒョンデ)自動車は、米アラバマ工場で昨年末から今月初頭にかけ、生産した新型ソナタ(YF)13万9500台のリコール(製品回収や無償修理)を決めた。
11年型ソナタのハンドル作動の欠陥に関する2件の消費者苦情が寄せられ、米道路交通安全局が調査に乗り出すと、速やかにリコールを決定した。
起亜(キア)車が「ソウル」や「ソレント」3万5000台のリコールに続き、米市場では今月だけでも現代(ヒョンデ)・起亜車の2度目のリコールだ。
米国で人気が高かっただけに、大量のリコール事態が発生し、「安価で安全な車」というブランドイメージへの打撃が大きいのではないか気になる。
現代車がハンドルの欠陥で、事故が起きる前にリコールを決定したのは、幸いなことだ。
現代車は、大規模なリコールで消費者の信頼を失い、低落した日本のトヨタ自動車を教訓に、迅速にリコールを決定した。
現代車はトヨタのように、消費者らの不満を無視したり、欠陥を隠す過ちを犯したりしてはならないだろう。
昨年末に始まったトヨタのリコール事態も、加速ペダルの欠陥から始まったが、「車の欠陥ではなく、運転上の問題だ」と主張した挙句、大規模なリコール事態へと拡大し、危機を増大させた。
新型ソナタは今年2月、米国での発売開始からまもなく、ドアロック装置の欠陥問題で、リコールを行った。
現代車は当時、迅速なリコール措置で、品質問題へ拡大するのを防いだ。
しかし、いくら小さな欠陥とはいえ、リコールが繰り返されれば、消費者の信頼は失わざるを得ない。
現代・起亜車は08年以降、世界景気の低迷にも関わらず、世界市場シェアを拡大し、韓国自動車の存在感を高めた。
今月、ロシア工場の完成により、658万台の生産体制になった現代・起亜車は12年、中国の3工場やブラジル工場が完成すれば、700万台のグローバル生産体制になる。
生産量が急増すれば、納入下請け会社が生産納期にあわせようと、無理することになり、品質にも問題を生じかねない。
現代車は、世界トップを目標に、無理に海外生産を増やし、調達部品をしっかり管理できず、危機を招いたトヨタの失敗を反面教師にしなければならない。
金基文(キム・ギムン)中小企業中央会長は、トヨタ事態以降、「大手企業による単価の引き下げが続くことになれば、我が国でもトヨタ事態は十分起きかねない」と心配した。
市場シェアを高めようとする現代車が、過度なコスト削減を行えば、部品の品質管理はずさんにならざるを得ない。
今回のリコール事態の原因が、過度な生産量拡大から始まったものではないか、同時に確認しなければならないだろう。
』
『
International Business Times 2010年9月27日 23:56更新
http://jp.ibtimes.com/articles/10376/20100927/60862.htm
現代自動車、「ソナタ」14万台をリコール-米NHTSA
韓国の自動車大手、現代自動車が米国で販売されたセダン「ソナタ」約14万台をリコール(回収・無償修理)することが明らかになった。
米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が26日に発表した。
リコールの対象となるのは2011年モデルの「ソナタ」で、2009年12月から2010年9月に製造された車種。
ハンドル操作が効きにくくなるか、出来なくなる恐れがあるという。
NHTSAによると、ディーラーでは原因を精査し、パワーステアリングに関するソフトウェアのアップデートを行うという。
現代自動車の傘下にある起亜自動車では今月初め、数車種での約8万6千台に上るリコールの責任を取り、最高経営責任者が辞任していた。
「ソナタ」は、米国市場における現代自動車の2009年自動車販売台数のうち、約37%を占める主力車種である。
同社の米国における2009年自動車販売総数は、前年比8.3%増加し、43万5,064台となっていた。
市場シェアは2008年の3%から1.2ポイント上昇し、4.2%となっていた。
』
[home]
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『
ⓒ 中央日報/Joins.com から 2010.09.28 08:19:53
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=133344&servcode=300
現代車「ソナタ」 なぜ韓国ではリコールしない?
現代(ヒョンデ)自動車が米国で生産した2011年型YFソナタのステアリング問題で大規模リコールを決めたが、同じ部品を使用した国内車はリコールせず、消費者が疑問を抱いている。
現代車は昨年12月11日から今年9月10日までアラバマ工場で生産した「ソナタ」13万9500台全量をリコールした。
理由はステアリングホイール(ハンドル)とステアリングシャフトが切断され、方向が調整されないという問題が見つかったからだ。
問題になった部品は現代モービス浦升(ポスン)工場(京畿道平沢所在)で生産し、アラバマ工場に輸送されたものだ。
今回の米国リコール車と同じ現代モービス浦升工場のステアリングを搭載した国内車は、今年6月から生産・販売された2011年型ソナタ2.0(約1万6300台)と昨年11月から生産したソナタ2.4GDI(約3000台)。起亜(キア)車「K5」も同じステアリングを使用している。
これについて現代車の関係者は「部品の欠陥ではなくアラバマ工場の組み立て過程で問題があったようだ」とし「国内牙山(アサン)工場で生産したソナタにはいかなる問題もない」と釈明した。
しかし今回のリコールは一部の車ではなく、一定期間内に生産された車全量が対象であるため、現代車の釈明は納得しがたいという指摘が出ている。
ソナタ同好会と関連専門家によると、長期間(9カ月)生産したすべての車両をリコールしたのは単なる組み立ての問題ではなく、部品または設計の欠陥である可能性も排除できないということだ。
しかし現代車と政府は国内車に対する調査やリコールについて議論していない。
ソナタ同好会のある関係者は「国内のソナタのステアリングも問題がないか点検するべきだ」と指摘した。
米高速道路交通安全局(NHTSA)側は先月、消費者から2件の苦情を受け、ソナタのステアリングについて予備調査をしていた。
』
『
ⓒ 中央日報/Joins.com から 2010.09.28 12:47:45
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=133359&servcode=100§code=110
【社説】現代車のリコール、品質経営を固める契機にすべき
現代(ヒョンデ)自動車が先日、米国で生産・販売中の新型ソナタ13万9500台をリコールすると発表したのは幸いだ。
欠陥が見つかれば直ちに過ちを認めて是正することが、リコール危機を突破する最善の経営だ。
また今回のリコールはステアリングの問題だ。
ステアリングホイール(ハンドル)とステアリングシャフトが遮断され、方向調整がうまくできないという不具合だ。
大事故につながるおそれがあるという点で、現代車の速かなリコールは望ましい。
にもかかわらず、現代車と韓国自動車産業の未来と関連して、いくつか注意すべき点がある。
まず今回のリコールが新型ソナタですでに2度目という点が懸念される。
年末から市販されたこの車は2月、ドアロックの不具合で約4万台をリコールした前例がある。
さらに現代車グループの他の車種に対するリコールも今年に入って大きく増えた。
系列会社の起亜(キア)車「モーニング」「ソウル」などでは燃料注油口のパイプ亀裂、配線溶接不良などの問題が発生した。
現代車グループは今、世界の自動車メーカーの中で最も好調だ。
グローバル金融危機後に販売台数が増加した唯一の企業だ。
今年は販売目標540万台を超過達成すると予想され、来年の販売目標も650万台から700万台以上に増やした。
しかしこうした急速な成長が最近の相次ぐリコールと関係があるのではないかと懸念される。
トヨタの前轍を踏んでいないだろうかという心配からだ。
トヨタに問題が生じたのは、生産能力を大きく増やす中、品質経営と現場管理がそれに追いつかなかったためだ。
現代車のリコールもこうした理由なら、再来年700万台生産体制が整えば、さらに大きな問題が発生する可能性もある。
今からでも700万台、それ以上の生産体制に適切な品質管理システムを整える必要がある。
不足している部分があれば、急いで点検・補完しなければならない。
もう一つ留意する点は国内で販売された新型ソナタにも同じ問題がないか徹底的に調べることだ。
リコール発表後、国内の消費者からも不安の声が出ているからだ。
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東亜日報 SEPTEMBER 28, 2010 08:09
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2010092872158
[社説]現代車リコール、「低落したトヨタ」を反面教師にすべきだ
現代(ヒョンデ)自動車は、米アラバマ工場で昨年末から今月初頭にかけ、生産した新型ソナタ(YF)13万9500台のリコール(製品回収や無償修理)を決めた。
11年型ソナタのハンドル作動の欠陥に関する2件の消費者苦情が寄せられ、米道路交通安全局が調査に乗り出すと、速やかにリコールを決定した。
起亜(キア)車が「ソウル」や「ソレント」3万5000台のリコールに続き、米市場では今月だけでも現代(ヒョンデ)・起亜車の2度目のリコールだ。
米国で人気が高かっただけに、大量のリコール事態が発生し、「安価で安全な車」というブランドイメージへの打撃が大きいのではないか気になる。
現代車がハンドルの欠陥で、事故が起きる前にリコールを決定したのは、幸いなことだ。
現代車は、大規模なリコールで消費者の信頼を失い、低落した日本のトヨタ自動車を教訓に、迅速にリコールを決定した。
現代車はトヨタのように、消費者らの不満を無視したり、欠陥を隠す過ちを犯したりしてはならないだろう。
昨年末に始まったトヨタのリコール事態も、加速ペダルの欠陥から始まったが、「車の欠陥ではなく、運転上の問題だ」と主張した挙句、大規模なリコール事態へと拡大し、危機を増大させた。
新型ソナタは今年2月、米国での発売開始からまもなく、ドアロック装置の欠陥問題で、リコールを行った。
現代車は当時、迅速なリコール措置で、品質問題へ拡大するのを防いだ。
しかし、いくら小さな欠陥とはいえ、リコールが繰り返されれば、消費者の信頼は失わざるを得ない。
現代・起亜車は08年以降、世界景気の低迷にも関わらず、世界市場シェアを拡大し、韓国自動車の存在感を高めた。
今月、ロシア工場の完成により、658万台の生産体制になった現代・起亜車は12年、中国の3工場やブラジル工場が完成すれば、700万台のグローバル生産体制になる。
生産量が急増すれば、納入下請け会社が生産納期にあわせようと、無理することになり、品質にも問題を生じかねない。
現代車は、世界トップを目標に、無理に海外生産を増やし、調達部品をしっかり管理できず、危機を招いたトヨタの失敗を反面教師にしなければならない。
金基文(キム・ギムン)中小企業中央会長は、トヨタ事態以降、「大手企業による単価の引き下げが続くことになれば、我が国でもトヨタ事態は十分起きかねない」と心配した。
市場シェアを高めようとする現代車が、過度なコスト削減を行えば、部品の品質管理はずさんにならざるを得ない。
今回のリコール事態の原因が、過度な生産量拡大から始まったものではないか、同時に確認しなければならないだろう。
』
『
International Business Times 2010年9月27日 23:56更新
http://jp.ibtimes.com/articles/10376/20100927/60862.htm
現代自動車、「ソナタ」14万台をリコール-米NHTSA
韓国の自動車大手、現代自動車が米国で販売されたセダン「ソナタ」約14万台をリコール(回収・無償修理)することが明らかになった。
米運輸省道路交通安全局(NHTSA)が26日に発表した。
リコールの対象となるのは2011年モデルの「ソナタ」で、2009年12月から2010年9月に製造された車種。
ハンドル操作が効きにくくなるか、出来なくなる恐れがあるという。
NHTSAによると、ディーラーでは原因を精査し、パワーステアリングに関するソフトウェアのアップデートを行うという。
現代自動車の傘下にある起亜自動車では今月初め、数車種での約8万6千台に上るリコールの責任を取り、最高経営責任者が辞任していた。
「ソナタ」は、米国市場における現代自動車の2009年自動車販売台数のうち、約37%を占める主力車種である。
同社の米国における2009年自動車販売総数は、前年比8.3%増加し、43万5,064台となっていた。
市場シェアは2008年の3%から1.2ポイント上昇し、4.2%となっていた。
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リコール:品質管理徹底で「トヨタの二の舞い」回避を
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記事入力 : 2010/09/27 07:59:41
http://www.chosunonline.com/news/20100927000010
リコール:品質管理徹底で「トヨタの二の舞い」回避を
現代自動車がトヨタのリコール騒動の二の舞いとならないためには、本社の品質管理基準を海外の生産現場に速やかに定着させるべきだ、との指摘が専門家の間から上がっている。
また、現代自が米国でソナタの全車両リコールを発表したのは、トヨタから学んだ先手の対応だと受け止められている。
LIG投資証券のチェ・ジュンヒョク研究員は
「トヨタは、深刻な欠陥が見つかったのに、それを隠ぺいしようとした結果、リコール規模が増え、結局は世論の悪化につながった」
と指摘。
これに対し、現代自は速やかな対応で、リコールによる影響を最小化することができるとした。
しかし、品質管理で問題が表面化した点は問題だ。
現代自の急速な成長モデルはトヨタと似ているだけに、トヨタのようなリコール騒動は避けられないからだ。
昨年末に表面化したトヨタの大規模リコールは、予想されたことだと受け止められている。
トヨタは今年までに年間1000万台の生産、世界首位を目標に掲げ、海外生産を急速に拡大したが、トヨタが得意とする徹底した品質管理が海外工場に定着しなかった。
現代・起亜自は今月、ロシア工場の完成により、国内外合計で年間658万台の生産能力を備えた。
2012年に完成する現代自中国第3工場、ブラジル工場が稼働すれば、生産能力は700万台を超えることになる。
産業研究院(KIET)のイ・ハング機械産業チーム長は、
「現代自の海外工場の品質管理体制を本社レベルまで引き上げなければならない」
と指摘した。
トヨタと現代自はいずれも、プラットホーム共有、部品共用化・現地調達拡大、開発期間の短縮などを通じたコスト削減を進めてきた。
コスト削減は避けられないことだが、品質管理に影響を与えない水準で見直しが求められるというのが専門家の見方だ。
』
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『
記事入力 : 2010/09/27 07:59:41
http://www.chosunonline.com/news/20100927000010
リコール:品質管理徹底で「トヨタの二の舞い」回避を
現代自動車がトヨタのリコール騒動の二の舞いとならないためには、本社の品質管理基準を海外の生産現場に速やかに定着させるべきだ、との指摘が専門家の間から上がっている。
また、現代自が米国でソナタの全車両リコールを発表したのは、トヨタから学んだ先手の対応だと受け止められている。
LIG投資証券のチェ・ジュンヒョク研究員は
「トヨタは、深刻な欠陥が見つかったのに、それを隠ぺいしようとした結果、リコール規模が増え、結局は世論の悪化につながった」
と指摘。
これに対し、現代自は速やかな対応で、リコールによる影響を最小化することができるとした。
しかし、品質管理で問題が表面化した点は問題だ。
現代自の急速な成長モデルはトヨタと似ているだけに、トヨタのようなリコール騒動は避けられないからだ。
昨年末に表面化したトヨタの大規模リコールは、予想されたことだと受け止められている。
トヨタは今年までに年間1000万台の生産、世界首位を目標に掲げ、海外生産を急速に拡大したが、トヨタが得意とする徹底した品質管理が海外工場に定着しなかった。
現代・起亜自は今月、ロシア工場の完成により、国内外合計で年間658万台の生産能力を備えた。
2012年に完成する現代自中国第3工場、ブラジル工場が稼働すれば、生産能力は700万台を超えることになる。
産業研究院(KIET)のイ・ハング機械産業チーム長は、
「現代自の海外工場の品質管理体制を本社レベルまで引き上げなければならない」
と指摘した。
トヨタと現代自はいずれも、プラットホーム共有、部品共用化・現地調達拡大、開発期間の短縮などを通じたコスト削減を進めてきた。
コスト削減は避けられないことだが、品質管理に影響を与えない水準で見直しが求められるというのが専門家の見方だ。
』
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現代自、米国で新型ソナタ全量リコール
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● 朝鮮日報より
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記事入力 : 2010/09/27 07:43:02
http://www.chosunonline.com/news/20100927000008
http://www.chosunonline.com/news/20100927000009
現代自、米国で新型ソナタ全量リコール
走行中のハンドル動作に問題
現代自動車が米国で販売している新型ソナタYF14万台をリコールし、同社の品質管理に問題が生じているのではないか、という懸念の声が上がっている。
米道路交通安全局(NHTSA)は26日(現地時間)、米アラバマ州の現代自動車工場で生産された2011年型ソナタ13万9500台について、ハンドル装置の欠陥でリコールすることになったと発表した。
昨年12月 11日から今年9月10日までに生産された全車が対象となっており、これは米国で生産された新型ソナタのすべてに当たる。
■ユーザーからの2件の不満が全量リコールに
NHTSAはソナタで2件、起亜自動車のソウルで1件、ハンドル装置の不具合についてユーザーから届けを受け、今年8月から現代・起亜自が米国で販売しているすべてのモデルを対象に、欠陥の有無について調べた。
届けの件数は少なかったが、走行中にハンドル装置が思い通りに機能せず、車体を制御することができなくなる恐れがあることが確認され、この問題は深刻な状況を引き起こしかねないことから、NHTSAは直ちに対策に乗り出し、直後にソナタのリコールを決めた。
現代・起亜自によると、ソウルは組み立て段階で走行の向きを調整するハンドル装置を締め付けるボルトに不具合が発生していたことが分かった。
また、ソナタについて届けのあった2件のうち、1件はやはりハンドル装置の不具合で、騒音や振動が発生する。
もう1件は組み立て段階での問題で、ハンドルとタイヤの連結がうまくいかないケースがあることが分かった。
いずれも構造的な欠陥ではなく、組み立て段階での不良だという。
現代自の関係者は「今回指摘された欠陥を持つ台数は10万台未満で、これが原因で事故が起こったという報告はない。
10月中に迅速にリコールを行う」と説明している。
今回は構造的な欠陥が原因で事故が発生したわけではないため、このリコールは、現代自の米国での販売全体に大きな影響はなさそうだ。
しかしBMR コンサルティングのイ・ソンシン代表は、
「低価格の割に品質に信頼性があるという現代自のブランドイメージに、悪影響が及ぶ可能性がある」
と指摘した。
■拡大戦略が品質不安のきっかけになる可能性も
今回のソナタの大量リコールは、今後もさらに新たな品質問題が発生した場合に取り返しがつかなくなる可能性があるため、この点では非常に深刻といえるかもしれない。
今年2月にも、米国での販売開始直後にドアロックの欠陥が明らかになったが、直ちにリコールを実施し、問題の拡大を防いだ。
しかし今回も再びソナタの大量リコールが決まったことで、
「新たな欠陥が表面化したらどうすればよいのか」
という不安も広まっている。
現代・起亜自と取り引きのある複数の企業関係者は、最近になって品質問題が相次いで発生している理由について、
「短期間に突然、大量に生産を拡大したため、品質管理能力が限界に達したからだ」
と分析する。
現代・起亜自と取引のあるA社の関係者は、
「最近、現代・起亜自では、新車を中心に当初の目標を50-100%ほど注文が上回っているため、下請けなどでは徹夜の作業が続き、従業員の疲労は極限に達している」
「親会社(現代・起亜自)への納品が遅れて生産に支障が生じれば、巨額の罰金を支払わなければならないからだ」
と語る。
最近は新車の生産台数が急増し、研究所、品質、生産技術、購買など社内の各担当部署の間では連携がうまくいかないケースも発生しており、互いに責任を転嫁するような状況も続いているという。
この問題が影響して起亜自の鄭聖殷(チョン・ソンウン)副会長が突然更迭されたのに続き、先週は現代自の品質本部長であるキム・ヒョンジン専務も辞任した。
ある内部関係者は、
「生産と品質を担当する部署は、研究所によるチェックが不十分な部品の使用を強く求めるため、研究所で品質への確信が持てない部品を承認するケースが発生している」
と語った。
■トヨタの失敗を繰り返すな
専門家はトヨタが最近になって大量リコールを行い、2000年以降の海外生産の急拡大に品質管理が追い付かなかったケースを指摘する。
トヨタは 02年から08年までの6年間に生産台数が61%も急増したが、現代自も同じように、03年から09年までの6年間に68%生産が増えた。
現代・起亜自の販売台数は、リーマン・ショックに伴う世界経済の不振の中でも、08年の418万台から昨年は464万台へと逆に増加し、今年の販売目標540万台も達成が確実とみられている。
現代自の役員は、「今年は世界生産570万台も可能と予想しており、12年の販売目標も当初は650万台としていたが、今ではこれを700万台に上乗せしている」と語る。
複数のアナリストも、現代・起亜自の急速な成長を予想している。
現代自の先月の世界生産は31万6000台で、前年同期比で11%増となり、世界シェアも6%と過去最高を記録した。
現代・起亜自全体のシェアも9.3%と過去最高だ。
現代・起亜自の今月の韓国、米国、中国での販売台数も過去最高を記録するのは確実とみられている。
しかしここで、トヨタが2000年から世界シェア15%、すなわち世界全体で7000万台の市場で、1000万台をトヨタ車で占めるという販売戦略が、最近になって大きな壁にぶち当たっていることを忘れてはならない、という指摘も相次いでいる。
カトリック大学の金基燦(キム・ギチャン)教授は
「最終的に行き過ぎた増産は品質管理の問題に直結し、品質面で問題が生じれば、現代自も一瞬にして崩壊する可能性がある」
と指摘した。
』
[home]
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● 朝鮮日報より
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記事入力 : 2010/09/27 07:43:02
http://www.chosunonline.com/news/20100927000008
http://www.chosunonline.com/news/20100927000009
現代自、米国で新型ソナタ全量リコール
走行中のハンドル動作に問題
現代自動車が米国で販売している新型ソナタYF14万台をリコールし、同社の品質管理に問題が生じているのではないか、という懸念の声が上がっている。
米道路交通安全局(NHTSA)は26日(現地時間)、米アラバマ州の現代自動車工場で生産された2011年型ソナタ13万9500台について、ハンドル装置の欠陥でリコールすることになったと発表した。
昨年12月 11日から今年9月10日までに生産された全車が対象となっており、これは米国で生産された新型ソナタのすべてに当たる。
■ユーザーからの2件の不満が全量リコールに
NHTSAはソナタで2件、起亜自動車のソウルで1件、ハンドル装置の不具合についてユーザーから届けを受け、今年8月から現代・起亜自が米国で販売しているすべてのモデルを対象に、欠陥の有無について調べた。
届けの件数は少なかったが、走行中にハンドル装置が思い通りに機能せず、車体を制御することができなくなる恐れがあることが確認され、この問題は深刻な状況を引き起こしかねないことから、NHTSAは直ちに対策に乗り出し、直後にソナタのリコールを決めた。
現代・起亜自によると、ソウルは組み立て段階で走行の向きを調整するハンドル装置を締め付けるボルトに不具合が発生していたことが分かった。
また、ソナタについて届けのあった2件のうち、1件はやはりハンドル装置の不具合で、騒音や振動が発生する。
もう1件は組み立て段階での問題で、ハンドルとタイヤの連結がうまくいかないケースがあることが分かった。
いずれも構造的な欠陥ではなく、組み立て段階での不良だという。
現代自の関係者は「今回指摘された欠陥を持つ台数は10万台未満で、これが原因で事故が起こったという報告はない。
10月中に迅速にリコールを行う」と説明している。
今回は構造的な欠陥が原因で事故が発生したわけではないため、このリコールは、現代自の米国での販売全体に大きな影響はなさそうだ。
しかしBMR コンサルティングのイ・ソンシン代表は、
「低価格の割に品質に信頼性があるという現代自のブランドイメージに、悪影響が及ぶ可能性がある」
と指摘した。
■拡大戦略が品質不安のきっかけになる可能性も
今回のソナタの大量リコールは、今後もさらに新たな品質問題が発生した場合に取り返しがつかなくなる可能性があるため、この点では非常に深刻といえるかもしれない。
今年2月にも、米国での販売開始直後にドアロックの欠陥が明らかになったが、直ちにリコールを実施し、問題の拡大を防いだ。
しかし今回も再びソナタの大量リコールが決まったことで、
「新たな欠陥が表面化したらどうすればよいのか」
という不安も広まっている。
現代・起亜自と取り引きのある複数の企業関係者は、最近になって品質問題が相次いで発生している理由について、
「短期間に突然、大量に生産を拡大したため、品質管理能力が限界に達したからだ」
と分析する。
現代・起亜自と取引のあるA社の関係者は、
「最近、現代・起亜自では、新車を中心に当初の目標を50-100%ほど注文が上回っているため、下請けなどでは徹夜の作業が続き、従業員の疲労は極限に達している」
「親会社(現代・起亜自)への納品が遅れて生産に支障が生じれば、巨額の罰金を支払わなければならないからだ」
と語る。
最近は新車の生産台数が急増し、研究所、品質、生産技術、購買など社内の各担当部署の間では連携がうまくいかないケースも発生しており、互いに責任を転嫁するような状況も続いているという。
この問題が影響して起亜自の鄭聖殷(チョン・ソンウン)副会長が突然更迭されたのに続き、先週は現代自の品質本部長であるキム・ヒョンジン専務も辞任した。
ある内部関係者は、
「生産と品質を担当する部署は、研究所によるチェックが不十分な部品の使用を強く求めるため、研究所で品質への確信が持てない部品を承認するケースが発生している」
と語った。
■トヨタの失敗を繰り返すな
専門家はトヨタが最近になって大量リコールを行い、2000年以降の海外生産の急拡大に品質管理が追い付かなかったケースを指摘する。
トヨタは 02年から08年までの6年間に生産台数が61%も急増したが、現代自も同じように、03年から09年までの6年間に68%生産が増えた。
現代・起亜自の販売台数は、リーマン・ショックに伴う世界経済の不振の中でも、08年の418万台から昨年は464万台へと逆に増加し、今年の販売目標540万台も達成が確実とみられている。
現代自の役員は、「今年は世界生産570万台も可能と予想しており、12年の販売目標も当初は650万台としていたが、今ではこれを700万台に上乗せしている」と語る。
複数のアナリストも、現代・起亜自の急速な成長を予想している。
現代自の先月の世界生産は31万6000台で、前年同期比で11%増となり、世界シェアも6%と過去最高を記録した。
現代・起亜自全体のシェアも9.3%と過去最高だ。
現代・起亜自の今月の韓国、米国、中国での販売台数も過去最高を記録するのは確実とみられている。
しかしここで、トヨタが2000年から世界シェア15%、すなわち世界全体で7000万台の市場で、1000万台をトヨタ車で占めるという販売戦略が、最近になって大きな壁にぶち当たっていることを忘れてはならない、という指摘も相次いでいる。
カトリック大学の金基燦(キム・ギチャン)教授は
「最終的に行き過ぎた増産は品質管理の問題に直結し、品質面で問題が生じれば、現代自も一瞬にして崩壊する可能性がある」
と指摘した。
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現代自、ロシア工場で落成式
● 朝鮮日報より
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記事入力 : 2010/09/24 08:00:41
http://www.chosunonline.com/news/20100924000007
現代自、ロシア工場で落成式
現代自動車は21日、ロシア・サンクトペテルブルク工場の落成式を行った。
ロシア工場は同社の海外生産拠点としては6カ所目となり、生産能力は年産15 万台。
これにより、欧州地域での現地生産能力は同55万台、海外生産能力は全体で同205万台に拡大した。
ロシア工場は来年1月からソラリスなどを同10 万台体制で生産し、2012年から15万台体制でフル稼働に入る予定だ。
落成式に出席したロシアのプーチン首相は
「ロシア工場は現代自の海外工場で最も良い結果を生み出すと確信している。ロシア政府はあらゆる支援を惜しまない」
と述べた。
鄭夢九(チョン・モング)現代自グループ会長は「工事が無事終えることができうれしく思う」と述べた後、プーチン首相とともに同社の現地戦略車種となる小型車「ソラリス」(プロジェクト名・RBr)に乗り込んだ。
同車種は新型ベルナをロシア市場向けに改良したものだ。
運転席に座ったプーチン首相は、アクセルを踏み込み、約1分かけて工場内を一回りすると、親指を立てて満足感を示した。
落成式前日からサンクトペテルブルク中心部は現代自の広告に覆われ、現地メディアも高い関心を見せた。
最大の理由はプーチン首相自らが出席するからだった。
予定よりも1時間40分遅れの午後2時40分に専用ヘリコプターで会場入りしたプーチン首相は、約20分間会場にとどまった。
プーチン首相が直接出席したのは、ロシア政府が現地生産設備を持つ海外メーカーにさまざまな優遇策を適用するなど、自国の自動車産業育成に力を入れているためとみられる。
また、現代自が工場を設置したサンクトペテルブルクがプーチン首相の故郷である点も関係がありそうだ。
現代自のロシア工場は海外生産拠点としては6カ所目となり、生産能力は年産15万台。
これにより、欧州地域での現地生産能力は同55万台、海外生産能力は全体で同205万台に拡大した。
ロシア工場は来年1月からソラリスなどを同10万台体制で生産し、2012年から15万台体制でフル稼働に入る予定だ。
ロシア工場は、敷地面積が200万平方メートル、建築面積が10万平方メートル。
敷地内には現代モービス、現代ハイスコなどグループ系列企業があり、1次下請け会社の星宇ハイテク、平和バレオなど11社も工場から半径2キロ以内に位置している。
工場の建設費は5億ドル(約420億円)で、生産設備の約70%は韓国で調達した。
落成式にはこのほか、韓国の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)企画財政部長官、ロシアのエリビラ・ナビウリナ経済発展相ら、現代自幹部らが出席した。
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「現代自、10年以内に世界4大メーカーに」
● 朝鮮日報より
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記事入力 : 2010/09/23 09:57:28
http://www.chosunonline.com/news/20100923000021
http://www.chosunonline.com/news/20100923000022
「現代自、10年以内に世界4大メーカーに」
「韓国の自動車産業は、世界的なメーカーの追従者となるか、あるいはグローバル業界をリードするかどうかの岐路に立っています」
ソウル市江南区駅三洞のルネサンス・ホテルで8日に開かれた韓国自動車産業学会セミナーでは、今年で10周年を迎えた現代自動車グループのこれまでの成果を振り返り、「今後の課題」についてさまざまな意見が交わされた。
韓国自動車産業学会の会長を務めるソウル大学の朱尤進(チュ・ウジン)教授は、
「現代自はこれまでの10年間に、トヨタやフォルクスワーゲンと共に世界の自動車メーカー30社の中で最も成長した会社だ。すでに韓国自動車産業は、先進国を追従する時代を脱し、リードする時代に突入した」
と力説した。
■現代自グループ発足10周年…「追従か、リードか選択の時」
これまで現代自は、米国や日本などの大手メーカーがさまざまな新技術や戦略を取り入れて市場をリードしていく中で、ひたすら傍観者として、収益性を検討した上で、一歩遅れて事業に進出する「ウェイト・アンド・シー」戦略を展開してきた。
しかし今や、昨年の販売台数基準で世界第5位にまで浮上した上、2020年までに世界第3位の自動車グループとして成長するとの目標を掲げている。
10年前と比べて規模そのものが大きく変わっただけに、今後は新しい戦略を駆使していかなければならない、と専門家たちは指摘する。
まず、産業研究院の宋秉俊(ソン・ビョンジュン)院長は、
「韓国自動車産業は世界市場をリードする者になるのか、あるいはこれまでの10年間に蓄えた技術力と資本力をベースに、以前よりも速いスピードでライバルの動向に追従する“迅速な追い手”となるかを選択しなければならない」
と話した。
また、
「最高経営者(CEO)は、革新と保守の間でバランスを取り、迅速な追い手として市場での地位を高めていかなければならない」
と忠告した。
一方、愛知大学の李泰王(イ・テワン)教授は
「今後、現代自が模範とすべき自動車メーカーは、もはや存在しない。
2020年には現代自とトヨタ、フォルクスワーゲン、フォードが4大メーカーとして浮上するだろう」
と言葉に力を込めた。
従って今は、リーダー的な立場で独創的な力を発揮しなければならないということだ。
その例えとして、トヨタの経営陣が現在、現代自の成功について徹底的に研究しているほか、三菱など一部のメーカーは現代自の「10年、 10万マイル保証」などさまざまな戦略を取り入れている、と紹介した。
また、
「日本では、トヨタとホンダがハイブリッドカー競争で“ゼロサムゲーム”(どちらか一方が得をすれば、その一方が必ず損害を被ること)を演じている。
しばらくは競争の舞台に立たず、適当な時期に総攻撃をかけるべきだ」
と提案した。
■新興市場にはリスクとチャンスが共存、官民協力で「スター・プレイヤー」の育成を
こうした中、中国などの新興市場に力を入れて取り組む一方で、政府や学界と協力し、競争力を確保していかなければならない、との意見もある。
中国・武漢大学のリ教授は、
「中国市場で現代自の強みである価格競争力、品質、優れたデザインを維持し、若い消費者が文化的、感性的に共感できる自動車を今後も開発していくことができれば、引き続き成長していくことができるだろう」
と話した。
さらに
「製品の独創性を育てていく一方で、中国など各国政府の環境配慮型自動車の普及政策に積極的に対応していかなければならない」
と、柔軟な姿勢を要求した。
国民大学経営学部の柳智穂(ユ・ジス)教授は
「今後、現代自は世界のリーダーとして飛躍していくために、融合技術を備えた大企業になると共に、優秀なエンジニアを育成していく必要性がある」
と締めくくった。
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起亜自、全世界で9万台リコール
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記事入力 : 2010/09/04 08:02:15
http://www.chosunonline.com/news/20100904000001
起亜自、全世界で9万台リコール
起亜自動車は3日、配線の溶接不良で、ドア部分の室内灯が点灯せず、まれに火災が起きる恐れがあるとして、全世界で4車種、約9万台を対象としたリコール (回収・無償修理)を実施すると発表した。
対象はソウル(SOUL)、ソレント、K7、モハビの4車種で、これまでにこの欠陥による事故や人命被害は報告 されていないという。
韓国では4車種、1万8272台がリコール対象となる。
韓国生産分の場合、ソウルは昨年9月17日から今年6月8 日までの生産分、ソレントとモハビは昨年9月1日から今年7月1日までの生産分、K7は昨年11月21 日から今年7月1日までの生産分が対象となる。
このほか、米ジョージア工場で生産され、北米で販売された2011年型ソレント約1万1000台、中国で生 産・販売されたソウルが対象となる。
起亜自は韓国、米国、ブラジルで当局にリコールを届け出たのに続き、欧州、中国でも同様の届け出を行った。同社は「できるだけ早期に是正措置を完了したい」と述べた。
このほか、外電報道によると、米国ではソウルとソレントの計約3万5000台、ブラジルではソレントとモハビの計約1800台を対象にリコールが実施される。
今回のリコール対象車種のうち、K7とモハビは全て韓国で生産され、ソウルは中国販売分が中国で、ソレントは北米販売分が米国でそれぞれ生産されている。
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記事入力 : 2010/09/04 08:02:15
http://www.chosunonline.com/news/20100904000001
起亜自、全世界で9万台リコール
起亜自動車は3日、配線の溶接不良で、ドア部分の室内灯が点灯せず、まれに火災が起きる恐れがあるとして、全世界で4車種、約9万台を対象としたリコール (回収・無償修理)を実施すると発表した。
対象はソウル(SOUL)、ソレント、K7、モハビの4車種で、これまでにこの欠陥による事故や人命被害は報告 されていないという。
韓国では4車種、1万8272台がリコール対象となる。
韓国生産分の場合、ソウルは昨年9月17日から今年6月8 日までの生産分、ソレントとモハビは昨年9月1日から今年7月1日までの生産分、K7は昨年11月21 日から今年7月1日までの生産分が対象となる。
このほか、米ジョージア工場で生産され、北米で販売された2011年型ソレント約1万1000台、中国で生 産・販売されたソウルが対象となる。
起亜自は韓国、米国、ブラジルで当局にリコールを届け出たのに続き、欧州、中国でも同様の届け出を行った。同社は「できるだけ早期に是正措置を完了したい」と述べた。
このほか、外電報道によると、米国ではソウルとソレントの計約3万5000台、ブラジルではソレントとモハビの計約1800台を対象にリコールが実施される。
今回のリコール対象車種のうち、K7とモハビは全て韓国で生産され、ソウルは中国販売分が中国で、ソレントは北米販売分が米国でそれぞれ生産されている。
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現代・起亜自、米国でシェア過去最高に
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記事入力 : 2010/09/03 08:41:45
http://www.chosunonline.com/news/20100903000012
現代・起亜自、米国でシェア過去最高に
現代・起亜自動車は、米国市場で8月のシェアが過去最高を記録した。
市場調査会社のオートデータによると、同月の販売台数は現代自が前年同月比11%減の 5万3600台、起亜自が同19%減の3万2500台だった。
販売台数はいずれも減少したが、減少幅は他社に比べ小さく、シェアは現代自が5.37%、起亜自が3.25%で合計8.62%となった。
米自動車市場における各社の販売台数は、ビッグスリーではゼネラルモーターズ(GM)が同25%減、フォードが同11%減だったほか、トヨタが同34%減、ホンダが同33%減、日産が同27%減と日本勢の不振が目立った。
現代自の新型ソナタ(YF)は米国で8月に2万1400台を売り上げ、前月を約3500台上回った
販売台数ではトヨタ・カローラ(2万300 台)、日産アルティマ(1万8500台)を上回り、4位に浮上した。
起亜自ソレントRは8月の販売台数が9038台となり、発売以来最高を記録した。
』
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記事入力 : 2010/09/03 08:41:45
http://www.chosunonline.com/news/20100903000012
現代・起亜自、米国でシェア過去最高に
現代・起亜自動車は、米国市場で8月のシェアが過去最高を記録した。
市場調査会社のオートデータによると、同月の販売台数は現代自が前年同月比11%減の 5万3600台、起亜自が同19%減の3万2500台だった。
販売台数はいずれも減少したが、減少幅は他社に比べ小さく、シェアは現代自が5.37%、起亜自が3.25%で合計8.62%となった。
米自動車市場における各社の販売台数は、ビッグスリーではゼネラルモーターズ(GM)が同25%減、フォードが同11%減だったほか、トヨタが同34%減、ホンダが同33%減、日産が同27%減と日本勢の不振が目立った。
現代自の新型ソナタ(YF)は米国で8月に2万1400台を売り上げ、前月を約3500台上回った
販売台数ではトヨタ・カローラ(2万300 台)、日産アルティマ(1万8500台)を上回り、4位に浮上した。
起亜自ソレントRは8月の販売台数が9038台となり、発売以来最高を記録した。
』
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起亜自、1万8000台でリコール
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『
記事入力 : 2010/09/02 09:19:59
http://www.chosunonline.com/news/20100902000022
起亜自、1万8000台でリコール
国土海洋部は1日、起亜自動車がK7、ソウル(SOUL)、ソレントR、モハビの4車種でドアの配線溶接不良による不具合が見つかり、リコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。
車内灯が点灯しなかったり、溶接部位が損傷したりする恐れがあることが理由。
対象台数はK7が6744台、ソウルが5920台、ソレントRが4305台、モハビが1303台の計1万8272台で、昨年9月から今年7月の生産分。
』
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『
記事入力 : 2010/09/02 09:19:59
http://www.chosunonline.com/news/20100902000022
起亜自、1万8000台でリコール
国土海洋部は1日、起亜自動車がK7、ソウル(SOUL)、ソレントR、モハビの4車種でドアの配線溶接不良による不具合が見つかり、リコール(回収・無償修理)を実施すると発表した。
車内灯が点灯しなかったり、溶接部位が損傷したりする恐れがあることが理由。
対象台数はK7が6744台、ソウルが5920台、ソレントRが4305台、モハビが1303台の計1万8272台で、昨年9月から今年7月の生産分。
』
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米政府、トヨタの次は現代自動車タタキか
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記事入力 : 2010/09/02 09:19:24
http://www.chosunonline.com/news/20100902000020
http://www.chosunonline.com/news/20100902000021
米政府、トヨタの次は現代自動車タタキか
米道路交通安全局(NHTSA)は8月31日、起亜自動車のソウル(SOUL)に続き、現代自動車のソナタに対する欠陥調査に着手した。
ソナタの欠陥調査は、米国の消費者二人がハンドル操作に苦情を訴えたのがきっかけだった。
先に調査対象となったソウルの場合、消費者の苦情はたった1件だった。
しかし、苦情ユーザーが動画投稿サイト「ユーチューブ」に動画を掲載し、事態が急速に拡大した。
米メディアは、ソウルとソナタのハンドル不良が、トヨタ・レクサスLSのパワーステアリング装置の欠陥と同様に電子制御上の問題ではないかと攻撃している。
NHTSAは今回の調査について、消費者の苦情を受け、手続きに従い、欠陥の有無を確認する「予備調査」にすぎないと説明した。
しかし、米政府がトヨタに続き、「現代自たたき」を始めたのではないかとの見方も聞かれる。
現代・起亜自は「電子制御のような構造的な問題ではなく、単純な組み立て不良だ」と強調している。
■たった2件の苦情で大規模調査
NHTSAは、現代自が米現地で生産、販売した2011年型ソナタ1万6300台を対象にハンドルの欠陥に関する調査を行うとした。
苦情2件はステアリングシャフトがハンドルから分離し、方向調整能力を失ったり、ステアリングシャフトとハンドルの連結が甘くなったりしたとの内容だった。
苦情があった2台は、いずれも当月に生産された車で、
走行距離は600マイル(約1000キロ)未満
だった。
NHTSAはこれまでハンドルの問題による事故が起きたり、負傷者が出たりはしていないとしている。
現代自米国法人の広報担当は
「ソナタの顧客二人が代理店に苦情を寄せ、2台とも修理を行った。現代自は今回の調査に積極的に協力している」
と説明した。
NHTSAはこれに先立ち、8月16日にも起亜自の2010年準中型クロスオーバー車「ソウル」にハンドル関連の苦情1件があったとして、5万1000台を対象に調査を実施していると発表した。
これまでに事故の発生や負傷者はない。
業界は、NHTSAがたった1件の苦情で大規模な欠陥調査に乗り出すのは異例との反応だ。
2009年初めに発売されたソウルは、米高速道路安全保険協会(IIHS)から
「最も安全な車」
にも選ばれている。
■主力車種が調査対象に
現代自のソナタと起亜自のソウルは、偶然にも両社の米国市場での主力車種だ。
特にソナタは今年7月までに米国で10万8000台が売れ、現代自の米国での販売台数の46%を占める。
現地生産のソナタとは異なり、韓国から輸出するソウルも7月だけで8000台が売れ、現地生産モデルのソレントに続き、起亜自の車種で2位の売れ行きを見せている。
起亜自はソウルを戦略車種と位置付け、下半期に米国で月1万台以上の販売を目標としている。
現代・起亜自は、構造的な欠陥ではなく、工場での組み立て過程で不良が発生した可能性が高いとみている。
ソウルは組み立て過程でパワーステアリング装置のボルト部分に不良が起きていたことが分かった。
ソナタの苦情2件のうち1件は、パワーステアリング装置の連結不良で騒音や振動が発生する問題、もう1件は組み立て不良でパワーステアリング装置との連結が外れる問題だと判明した。
自動車業界関係者は「組み立て不良の発生そのものが、品質管理に問題が生じた証拠だ」と指摘した。
現代・起亜自関係者は「深刻な安全上の欠陥によるリコール事案ではないと判断しているが、再発防止策を取りまとめている」と述べ、米当局による調査結果を見守っている。
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記事入力 : 2010/09/02 09:19:24
http://www.chosunonline.com/news/20100902000020
http://www.chosunonline.com/news/20100902000021
米政府、トヨタの次は現代自動車タタキか
米道路交通安全局(NHTSA)は8月31日、起亜自動車のソウル(SOUL)に続き、現代自動車のソナタに対する欠陥調査に着手した。
ソナタの欠陥調査は、米国の消費者二人がハンドル操作に苦情を訴えたのがきっかけだった。
先に調査対象となったソウルの場合、消費者の苦情はたった1件だった。
しかし、苦情ユーザーが動画投稿サイト「ユーチューブ」に動画を掲載し、事態が急速に拡大した。
米メディアは、ソウルとソナタのハンドル不良が、トヨタ・レクサスLSのパワーステアリング装置の欠陥と同様に電子制御上の問題ではないかと攻撃している。
NHTSAは今回の調査について、消費者の苦情を受け、手続きに従い、欠陥の有無を確認する「予備調査」にすぎないと説明した。
しかし、米政府がトヨタに続き、「現代自たたき」を始めたのではないかとの見方も聞かれる。
現代・起亜自は「電子制御のような構造的な問題ではなく、単純な組み立て不良だ」と強調している。
■たった2件の苦情で大規模調査
NHTSAは、現代自が米現地で生産、販売した2011年型ソナタ1万6300台を対象にハンドルの欠陥に関する調査を行うとした。
苦情2件はステアリングシャフトがハンドルから分離し、方向調整能力を失ったり、ステアリングシャフトとハンドルの連結が甘くなったりしたとの内容だった。
苦情があった2台は、いずれも当月に生産された車で、
走行距離は600マイル(約1000キロ)未満
だった。
NHTSAはこれまでハンドルの問題による事故が起きたり、負傷者が出たりはしていないとしている。
現代自米国法人の広報担当は
「ソナタの顧客二人が代理店に苦情を寄せ、2台とも修理を行った。現代自は今回の調査に積極的に協力している」
と説明した。
NHTSAはこれに先立ち、8月16日にも起亜自の2010年準中型クロスオーバー車「ソウル」にハンドル関連の苦情1件があったとして、5万1000台を対象に調査を実施していると発表した。
これまでに事故の発生や負傷者はない。
業界は、NHTSAがたった1件の苦情で大規模な欠陥調査に乗り出すのは異例との反応だ。
2009年初めに発売されたソウルは、米高速道路安全保険協会(IIHS)から
「最も安全な車」
にも選ばれている。
■主力車種が調査対象に
現代自のソナタと起亜自のソウルは、偶然にも両社の米国市場での主力車種だ。
特にソナタは今年7月までに米国で10万8000台が売れ、現代自の米国での販売台数の46%を占める。
現地生産のソナタとは異なり、韓国から輸出するソウルも7月だけで8000台が売れ、現地生産モデルのソレントに続き、起亜自の車種で2位の売れ行きを見せている。
起亜自はソウルを戦略車種と位置付け、下半期に米国で月1万台以上の販売を目標としている。
現代・起亜自は、構造的な欠陥ではなく、工場での組み立て過程で不良が発生した可能性が高いとみている。
ソウルは組み立て過程でパワーステアリング装置のボルト部分に不良が起きていたことが分かった。
ソナタの苦情2件のうち1件は、パワーステアリング装置の連結不良で騒音や振動が発生する問題、もう1件は組み立て不良でパワーステアリング装置との連結が外れる問題だと判明した。
自動車業界関係者は「組み立て不良の発生そのものが、品質管理に問題が生じた証拠だ」と指摘した。
現代・起亜自関係者は「深刻な安全上の欠陥によるリコール事案ではないと判断しているが、再発防止策を取りまとめている」と述べ、米当局による調査結果を見守っている。
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● 朝鮮日報より
★ 中央日報から:トヨタなら3-4年、韓国車は....
★ 「韓国の自動車市場は不公正」 フォードが全面広告
★ ソナタ星五つ、カムリ星三つ=NHTSA [10/14]
★ 中央日報から:「現代自はリコールしたがむしろ良い点数を得た」
★ 中央日報から:韓国車の安全度、世界レベルに
★ 中央日報から:今年の自動車リコール、過去5年間で最多 [10/04]
★ ルポ:ロシアで国民企業目指す現代自動車 [10/03]
★ サーチナニュースから:[09/29]
★ 【社説】現代自、トヨタの二の舞いにならないために [09/28]
★ 中央日報から:東亜日報から:IBTimesから: [09/28]
★ リコール:品質管理徹底で「トヨタの二の舞い」回避を [09/27]
★ 現代自、米国で新型ソナタ全量リコール [09/27]
★ 現代自、ロシア工場で落成式 [09/24]
★ 「現代自、10年以内に世界4大メーカーに」 [09/23]
★ 起亜自、全世界で9万台リコール [09/04]
★ 現代・起亜自、米国でシェア過去最高に [09/03]
★ 起亜自、1万8000台でリコール [09/02]
★ 米政府、トヨタの次は現代自動車タタキか [09/02]
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